タワーマンション(タワマン)って家賃が高いイメージありますよね。
実は筆者も、元々タワマンに住もうと思ってたわけではなくて
ただ素敵なマンションを探していたら今のタワマンに辿り着いた感じでした。
でも、実は最初は予算オーバー。
そこを、ちょっとしたコツで賃料を下げられ、予算内で契約することができましたので、こっそりお伝えします!
タワマンの入居審査って?不動産会社にチェックされるポイント
タワマンは入居審査が結構厳しいため、まずはそこをクリアすることが前提です。
入居審査とは、借主が安心して貸すことができる人物かどうかを判断するもので、
家賃の支払い能力や、トラブルを起こさないかどうかのチェックが行われます。
入居審査を行うのは大家さんか、その物件を管理する不動産管理会社ですが
タワマンの場合はほぼ大手の不動産管理会社が行うことが多いです。
本人や連帯保証人の勤務先や年収、勤続年数、雇用形態、本人と連帯保証人の続柄などがチェックされます。
家賃の40倍ほどの年収が必要(仮に家賃30万円なら年収1200万円)ということで、年収証明書も提出しましたし
保証人(こちらも同程度の年収が必要)の印鑑証明の提出も求められました。
ちなみに契約者である彼は年下で、当時まだ社会人2年目(博士課程のため)だったので少し不安でしたが
大手企業だったことや、私も勤続年数が長く役職付きだったこと、保証人となってくれた私の父もまだ在職中だったことから
スムーズに審査に通ることができました。
入居者の人柄は、内見の時の態度などで判断されると思いますので
社会人として失礼のないメールや電話の応対や、当日遅刻しないこと、内見時の服装や態度なども注意すると良いです。
内見の際は頼りなく見えないよう、上質なブランド品を身につけ、落ち着いた対応を心がけました。
不動産会社の担当者の信頼を得られるかどうかが、入居審査にも値段交渉にも影響してきます。
不動産会社のお勧めの物件・部屋を聞いてみよう
そもそも芝浦アイランドのタワーマンションは、不動産会社からお勧めされた物件でした。
最初に内見を希望していた物件が埋まっており、「こんなマンションもありますよ」とメールをいただいたリンクの中にあったのが芝浦アイランドのエアタワーとブルームタワーです。
それまでは芝浦アイランドの存在も知らず、タワマンも候補に入っていませんでした。
ホームページを見て雰囲気がとても良かったので一目惚れし、事前に送られてきた間取りの中から
芝浦アイランドの2つのタワーを5、6部屋ほど見させていただきました。
内見当日は不動産会社の営業マンに連れられて、順番に部屋を案内してもらいます。
「思ったより景色が良くない…」「思ったより狭く感じる…」など
最初はなかなかイメージ通りとはいかなかったのですが
一つ、予算オーバーのため候補から外していた部屋を紹介いただき
見るだけなら…と見てみたらとても広く感じて良かったんですね。
「でも予算オーバーだしどうしよう」と迷っていたら、
「この部屋なら、今月中に契約すれば多少オーナーに交渉して割引できるかもしれません。しかも2ヶ月のフリーレント付きです」
と不動産会社の営業担当から提案がありました。
フリーレントとは、一定期間、家賃が無料になる契約のことです。
実質、2ヶ月分の家賃がタダになる上に家賃も安くなる!?
そう、実は部屋によっては、そういった割引特典付きの部屋もあったりします。
全ての部屋が同条件ではなく、「この部屋ならここまで」「この部屋は割引なし」というのがあるようです。
空室率などの兼ね合いで流動的に決まるのかもしれません。
家賃割引の提案が難しいと言われた部屋は比較的前の住人の退去から日が浅く、割引の提案があった部屋はしばらく空室の期間が長かった印象がありました。
不動産会社としても売りたい部屋をお勧めしてくることが多く、特典を付けてでも早く売りたいと思っている可能性がありますので
最初は希望通りでないと思ったとしても、お勧めされた部屋は積極的に見てみることをお勧めします。
入居は繁忙期を避けて少しでも早い時期に
内見した時期は2月の2週目くらいでした。
不動産業界全体がそうだと思いますが、1月、2月あたりから物件が埋まり始め、3月になるとかなりの人気物件が埋まってしまいます。
そうなってくると家賃交渉以前に希望の部屋が埋まってしまいますので、なるべく年が明けたら早い時期に内見を始めるといいでしょう。
他にも、閑散期だと家賃交渉はしやすいようですので、5月以降から秋にかけても狙い目かもしれません。
筆者の場合は2月の2週目の内見で、家賃割引とフリーレントを受けるなら2月中に契約することが条件と言われました。
不動産会社もおそらくその月の営業成績やノルマなどがあり、達成のためなら多少頑張って交渉してくれるのかなと思いました。
3月となると繁忙期だし達成もしやすいけど、2月の数字はまだ見えてないのかもしれません。
そこは想像ですが、筆者も営業職なので理解できるところではあります。
優秀な営業マンの口車に乗せられた感は否めませんが(笑)結局内見当日に契約をし、2月の最終日に入居することが決まりました。
そういうこともあるので、当日は印鑑を持っていくことをお勧めします。
なお、審査に必要な書類の提出や審査結果は後日となりますので、正式な契約はまた別日に不動産会社で行いました。
賃料が35,000円下がった家賃交渉
実際家賃がどれだけ下げられるかについては、不動産会社もオーナーとの交渉になるため、当日判断はできません。
「おそらく2〜3万円は交渉できると思いますが、希望はありますか?」と聞かれたので
「可能であれば、当初の予算がこのくらいだったので…」とダメもとで4万円下げた金額を提示しました。
そこで交渉してもらった結果、3万5千円の割引に決定。
毎月の家賃で3万5千円の割引は大きいです。
現実なラインより少し低めの家賃を提示することで、仮にその通りとはいかなくても、かなりの割引額に落ち着く可能性もありますので
ダメ元でも少し頑張ってもらう金額を提示してみましょう。
ただ、ここで上から目線だったり、失礼な態度を取ってしまうと、相手も気持ちよく頑張ってくれないと思いますので、あくまで謙虚にお願いベースで相談すると良いと思います。
なお、タワマンは敷金礼金も高いので要注意です。
敷金礼金がそれぞれ家賃2ヶ月分に、仲介手数料も1ヶ月分かかるので、実質5ヶ月の家賃を事前に入金する必要がありました。
それもあり、フリーレント期間が2ヶ月あったのはとても助かりました。
なるべく仲介手数料のかからない不動産会社を選ぶことと
フリーレントなどのキャンペーンをやっていないかどうかも聞いてみると良いかもしれません。
家賃を下げるコツまとめとここだけの裏技
以上をまとめると、タワマンに少しでも安く入居するにはこれらのポイントを押さえるといいでしょう。
✔️不動産会社に信頼される
✔️なるべく3月などの繁忙期を避ける
✔️不動産会社が売りたい部屋、お得な部屋を聞く
✔️即決前提で家賃や条件を交渉する
✔️希望額は低めに、低姿勢で交渉する
予算オーバーの部屋でしたが、気に入った部屋に予算の範囲内で入居できて
2年経った今もとても気に入っていますので、即決して良かったと思います。
最終的な家賃と今の部屋、マンションの設備等を考慮すると、かなりコスパ良く、割安で入居できました。
最後にもう一つだけ、家賃を下げる裏技をご紹介します。
筆者は会社員だけでなく、個人事業で青色申告もしていますので、実は自宅を「自宅兼オフィス」として利用しているんですね。
なので家賃の一部ではありますが、地代家賃として経費計上している分も、実質家賃負担が減っていると言えるかもしれません。
タワマンの中には法人として事務所利用していいマンションも多数ありますし、個人事業主の場合事務所登録まではしなくても、仕事として使っているという正当な理由があれば経費計上は可能です。
実際、ラウンジや自習室、貸し会議室など仕事する環境も整っていますので、タワマンであれば別でオフィスを借りる必要はありません。
共用施設が充実しているという点でも、タワマンに住むのはお得だと思います。
コメント
[…] 参考記事:タワマンに安く住む方法!家賃を下げる交渉のコツ […]
こんばんは!
今入居を検討している者です!
月々の賃料のお値下げが出来たとの事ですが、元々のどのぐらいお部屋の賃料だったのか教えていただけたりしますか?
というのも私は独身なので単身タイプの部屋を見ています。賃料の値下げできるのか少し不安に思ってます。
コメントありがとうございます!
元々は30万円弱ほどでしたが、20万円代半ばくらいになりました。
部屋によって値下げできる部屋とそうでない部屋があるようなので、内見の時に不動産会社に相談されると良いかと思います!
お返事ありがとうございます。
わぁすごい、、!羨ましい!!
そうですね、不動産の方に聞いてみます。
これからもエイコさんの更新楽しみにしてます!