港区の両親学級に参加してきました。
区民で、妊婦とそのパートナーが参加できる無料の講習です。
(妊婦のみ、パートナーのみの参加も可能です)
参加してみて良かったことやその内容についてまとめました!
港区両親学級の参加方法、開催日時
両親学級は出産予定月によって参加できる日が決まっており、基本的に毎月2回、土曜日に開催しています。
詳しくは港区ホームページの日程表をご確認ください。
時間帯は以下の二つ。
①12:45~14:05(受付 12:30から)
②14:25~15:45(受付 14:10から)
予約は開催日の前月の1日から20日の間に、みなと母子手帳アプリ内<みなと保健所けんしん等利用予約システム>(外部サイトへリンク)
または電話(03-6400-0084 8時半〜17時)にて申し込むことができます。
港区両親学級の場所と持ち物
開催場所は社会福祉法人恩賜財団母子愛育会4階(PDF:229KB)(港区南麻布5-6-8)です。
母親学級はみなと保健所でしたが、また違う場所なので注意が必要です。
港区南麻布の愛育クリニックの近く、麻布中学校・高校の校門前に入口があります。
広尾駅から徒歩7分程度。
持ち物はこちら。
・筆記用具
・A4サイズの資料が入るバッグ
・バスタオル
ただ、バスタオルは会場にあるものを使いましたので、実際は不要でした。
両親学級の講義内容
内容は講義と実習の2部構成になっています。
【産後の生活】産後の体の変化、赤ちゃんを迎えての生活、港区の母子保健サービス紹介
実習:沐浴(お湯は使いません)、赤ちゃん抱っこ体験
※感染症の流行状況によって、内容を変更する可能性があります。
母親学級に参加した時は参加者が3人しかいなかったので
人が少ないのでは…と心配していましたが、
土曜ということもあり夫婦で参加している方が多く、定員の16組くらいいたように見えました。
母親学級は平日だから働いていて参加できないママが多かったのかもしれないですね。
先に講義を受けるグループと沐浴実習を受けるグループの半分に分かれて入れ替わりました。
両親学級のメインイベント 沐浴実習
筆者たちは最初に沐浴実習を受けるグループでした。
助産師さんに沐浴の説明を受けながら、赤ちゃんの人形を使って練習ができます。
3キロの重さがある赤ちゃん人形。
ゴム製でリアルです。
まずお顔を拭いて、石鹸をつけて身体を洗い、ガーゼを被せてからお湯に入れて泡を流すという流れ。
他にも耳や鼻の掃除、爪切りなどのお手入れが必要になるそうです。
沐浴実践はパパメインで進められ、夫は手際よくマスターしていました。
3キロの赤ちゃんは意外と重く、ふわふわしているので筆者の方が少し不安に。
助産師さんいわく、3回もやればプロ並みにできますよ!らしいです。
助産師さんによる講義
実習のあとは講義で、妊娠中の生活と産後の生活の2部構成でした。
配布物はこちら。スライドとテキストを見ながら、要点を駆け足で説明していきます。
出産予定日を知っていますかー?という質問にはほとんどのパパが手を挙げていましたが
今ママが妊娠何週か、出産予定日は何週目か知っていますかー?という質問には半分くらい手が下がりました。笑
女性は常にお腹の動きを感じてるから、情報収集も積極的にしがちだけど
男性側はなかなか産まれるまで、女性ほどは関心を持つ機会も少なそうですもんね。
数ヶ月は身体が大変なこと
身体が元に戻るのに一年近くかかること
最初は24時間お世話で寝る暇もないこと
出産後10〜25%がマタニティブルーズになること
入院前に準備しておくことなどなど…
パパ側に、いかに出産と育児が大変かを事前に知ってもらうにはいい機会だなと思いました。
パパにやってほしい家事の分担に丸をつけるワークもありました。
勢いよく全てに丸をつける夫…やる気は素晴らしい。
両親学級は参加すべき?
両親学級に参加できなくても、オンラインで受けられる講義はたくさんあります。
沐浴の方法や出産に必要な情報を知るだけならオンライン講義やWebでも十分な内容かもしれません。
ただ、動画講義だと、観る側もそれほど真剣になりにくく、パパ側の実感は得にくいように思います。
観て分かった気になるのと、実際に擬似的にやってみることでもだいぶ実感が違います。
今回出産前にリアルな会場で、たくさんの夫婦に混じって、パパとして沐浴実習を任されたことで
本人も多少父親の実感が湧いてきたんじゃないかな?
出産の大変さも興味を持たなければあまり想像できないかもしれません。
そういう意味では参加するのはいい機会だったなと思います。
両親学級で友達はできる?
両親学級では同じ地域に住む仲間ができるのもメリットと聞きます。
知人夫婦も両親学級で仲良くなった夫婦と情報交換をしたと聞きました。
夫婦同士で交流の時間を設ける場合もあるようです。
ただ今回はコロナ禍ということもあってか、講義中に他の夫婦と交流する機会はありませんでした。
実習も、一人の助産師さんの指導のもと、2組の夫婦で実習を受けましたが、もう1組の夫婦と話す機会はありませんでした。
出産準備品リスト
今回の実習で用意が助産師さんに購入を勧められたもの、必要だと思ったものをいくつかご紹介します。
ベビーバス
沐浴実習はベビーバスを使いました。折り畳みできるタイプや空気で膨らませるタイプが便利そう。
ただできれば洗面所を使いたいなと思っており、その場合はボウルにシートを被せて代用しても良いようです。
沐浴用のシートがリーズナブルで場所も取らず、便利そう。
赤ちゃん用ソープ
低刺激でプッシュタイプの泡のものが使いやすそうです。
沐浴ガーゼ
沐浴の時はガーゼをかけてあげると赤ちゃんが安心するようです。
爪切り
赤ちゃんの爪は伸びるのが早いらしく、爪切りは必須とのこと。こちらはブラシ、ピンセットに鼻吸い器もついていて便利。
ベビー綿棒
耳のケアをしてあげるために赤ちゃん用の綿棒も必須アイテム。
コメント