母子手帳っていつ頃もらいにいけばいいの?どこでもらえるの?
初めての妊娠出産は分からないことだらけ。
筆者の経験から、港区の母子手帳のもらい方や中身についてまとめました。
母子手帳はいつもらいに行く?
母子手帳は「母子健康手帳」といい、母子の健康保持・増進のために、
保健指導や健康診査・医療その他の措置について定めた「母子保健法」に基づき、市町村で交付されるもの。
母子手帳のおかげで妊産婦死亡率や乳児死亡率が減少した歴史もあるそうです。
母子手帳は妊娠、出産時のみだけでなく、妊娠から就学する6歳まで記録します。
母子手帳をもらいに行く時期ですが、妊娠7週から8週頃、赤ちゃんの心拍が確認できると、病院の医師や助産師から母子手帳をもらうよう指示があります。
筆者は不妊治療クリニックに通っていましたので、クリニックで陽性判定を受けた4週間後、7週目にもらいに行きました。
6週目には心拍確認できていたもののその時にはクリニックから指示はなく、
7週目で2度目の心拍を確認できた際に「もうもらいに行っていいですか?」と確認したら「いつでもいいよ」と言われて拍子抜けした記憶があります。
なお、筆者の場合不妊治療クリニックは8週で卒業し
産科である愛育病院へは6週目の後半に予約の電話をして、8週目の終わりに初診を受けました。
産科の初診時には、母子手帳交付の際にもらえる「妊婦健康診査受診票」を使用すると、健診費用の一部が助成されます。
妊婦健診は保健適用外なので、助成がないと金額的な負担も大きくなります。(公費負担額を超えた分は自己負担となり、額は病院によって異なります)
後から申請もできますが、手間が増えますので、妊娠が確定して、妊婦健診が始める前には母子手帳をもらいに行った方がいいです。
港区のホームページには、「医療機関で妊娠の診断を受けた後なるべく早めに」と記載されています。
母子手帳のもらい方
母子手帳をもらえる場所
母子手帳をもらうための手続きは最寄りの総合支所でできます。
総合支所 電話番号 住所 芝地区総合支所 03-3578-3161 〒105-8511
東京都港区芝公園1丁目5番25号麻布地区総合支所 03-5114-8822 〒106-8515
東京都港区六本木5丁目16番45号赤坂地区総合支所 03-5413-7276 〒107-8516
東京都港区赤坂4丁目18番13号高輪地区総合支所 03-5421-7085 〒108-8581
東京都港区高輪1丁目16番25号芝浦港南地区総合支所 03-6400-0022 〒105-8516
東京都港区芝浦1丁目16番1号
筆者は芝浦港南地区総合支所に行ってきました。
入って左手に区民課保健福祉係があります。
母子手帳をもらうのに必要な持ち物
必要な持ち物は以下の3点になります。
- 妊婦自身の本人確認書類 以下のいずれか
・1点で確認できるもの(個人番号カード、運転免許証、パスポート、障害者手帳)
・2点で確認できるもの(保険証、社員証、学生証、キャッシュカードなど)
- 妊婦の個人番号確認書類等 次のいずれか
・個人番号カード、通知カード、個人番号が記載された住民票の写し
※妊娠届出書の個人番号記載欄に記入するために必要。
記載しなくても妊娠届出の提出はできますが、法定事項のため、その場合は区が番号を調べて記入するそうです。
- 妊娠の診断を受けた医師又は助産師がわかる書類
診察券などが必要、と港区のホームページに記載がありましたが、自分で妊娠届出書に記載したのみで特に見せませんでした。
また、自治体によっては産婦人科等で妊娠証明書を発行してもらう必要があるようですが、港区では必要ありませんでした。
上記の必要書類を交付窓口に持参し、妊娠届出書とアンケートに記入します。
妊娠届出書とアンケートはホームページからもダウンロードできますので事前に内容を確認しておくとスムーズです。
また、妊産婦の方は子育て支援の一環で、港区コミュニティバス(ちぃばす)及び台場シャトルバス(お台場レインボーバス)を無料で使うことができます。
そのための申請書も同時に記入しました。
妊婦本人だけでなく、家族も記名の上使用することができ、乗車1回につき、記名のある人のうち1人が無料になります。
母子健康手帳が発行された日から、出産日から1年後の前月末まで使うことができます。
入籍していなくても母子手帳はもらえる?
筆者は当時まだ入籍前だったので、旧姓で届け出て何も問題ありませんでした。
母子手帳の氏名欄も、「あとで書いておいてね」と言われたのみでしたので、入籍してから記名しました。
あとで自分で書くだけなので、母子手帳の交付を受けるのに入籍を待つ必要はなさそうです。
窓口に行けない場合はどうする?
本人と同世帯の夫が申請することもできるようですが、別世帯の代理人が申請する場合は、上記3点に加えて以下のものが必要です。
住所が同じでも住民登録上、別世帯の場合も必要となります。
- 代理人の本人確認書類等(1点で確認できるもの、2点で確認できるものは、上記と同様)
- 妊婦が記入した委任状(書式は任意で可)
また、窓⼝における申請を原則としていますが、国のまん延防止等重点措置の期間延⻑を受け、令和4年1⽉21⽇から令和4年3⽉21⽇までの間は、特例で郵送での提出を受け付けているようです。
特例による郵送⼿続きの場合は、妊婦の住所地を管轄する交付窓⼝への郵送となります。
⺟⼦⼿帳等の郵送にはおおむね10⽇間かかり、⼿元に届く前に妊婦健康診査を受診した場合、費⽤は全額⾃⼰負担となってしまいますのでご注意ください。
母子手帳のデザインと一緒にもらえるもの
妊娠届出書とアンケートを提出してもらえるのは以下になります。
- 母子健康手帳
- 母と子の保健バッグ
- 港区妊娠・子育て情報が入ったクリップファイル
- 港区コミュニティバスの無料チケット
2021年の港区の母子手帳のデザインはプーさんでした。
母と子の保健バックには、母子手帳の副読本、子育てハンドバック「みんなとKIDS」、父親手帳「Minato Papa’s」と、妊婦検診の受診票、マタニティマークなどが入っていました。
クリップファイルには、出産後の必要な手続きや、子育てで困ったときの連絡先や預け先なども記載されているので、保管しておく必要があります。
妊娠中の助産師との無料相談などにも使いました。
港区コミュニティバスと台場シャトルバスの利用券、利用案内。
他にも相談先や制度などのチラシが色々。
これらをA4の袋に入れてもらい持ち帰りました。
かなりのボリュームですが、今後必要になりそうなので、大事に保管する必要がありそうです。
以上、母子手帳をもらうための手続きともらえるものについてまとめました。
妊娠が分かったら妊婦健診までの間になるべく早めに手続きしてくださいね。
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