愛育病院の分娩予約はいつから?分娩予約の方法、健診・出産費用など

▶︎出産・育児

現在妊娠5ヶ月目の筆者ですが、分娩は徒歩5分圏内である港区田町駅前の愛育病院を予定しています。

御三家と呼ばれる人気産院だし、筆者は高齢出産なので、できるだけ大きく設備の整った病院で産みたいもの。

ただ、愛育は人気だから予約が取りにくいという噂も聞きました。

筆者が実際に経験した予約方法や時期、料金についてまとめます。

愛育病院とは?皇室・芸能人御用達の産院御三家

愛育病院は、1934年に昭和天皇が上皇陛下のご出産を記念して愛育会を設立したことから始まり

秋篠宮妃殿下の紀子様など、多くの皇室関係者が通われた、皇室御用達の由緒正しい産院です。

2015年に東京都港区南麻布から移転し、現在は東京都港区芝浦にあります。

田町駅から徒歩5分、アクセスも良くなり、設備も新しく大きくなりました。

NICUもあり、ハイリスク妊娠、分娩にも対応しています。

皇室やセレブ、芸能人御用達であることから、聖路加病院、山王病院と並んで東京のセレブ産院、御三家と呼ばれています。

愛育病院の分娩予約の方法

基本的に愛育病院は電話で分娩予約を受け付けしていません。

愛育病院または麻布の愛育クリニックを診察し、医師の診察で予定日が確定したら、分娩予約の書類をもらって、予約できるという流れになります。

分娩予約時は、受付で分娩予約金として4000円を支払います。

さらに分娩予約後から1ヶ月以内(妊娠11~15週迄)に、入院申込書と入院申込金20万円を支払うことで、正式に予約が完了するという流れになります。(いずれもクレジットカード払いに対応)

入院申込金のお支払いがない場合は分娩予約はキャンセルされますので注意。

申込金をお支払い後に分娩申込みをキャンセルする場合は、キャンセル料10,000円も発生します。

申込金は前金のようなもので、入院費用から差し引いてもらえますので、申込金の領収書は保管し、退院会計の際に提出が必要です。

筆者は8週後半に初診を愛育病院で受けて、その際に診察室で医師から分娩予約の申込書をいただき、受付に提出。

その3週間後、11週で2回目の診察を受けた日に、入院申込金20万円を支払いました。

確実に愛育病院で分娩予約をするコツ

愛育病院での分娩を希望する人は増えており、遅くなると分娩予約が取れない可能性が高くなるそうです。

できるだけ早い時期に分娩予約をするのがお勧めです。

初診を受ける

初診を愛育病院で受けることができれば、ほぼ確実に愛育病院で出産できると言われています。

筆者は六本木の不妊治療クリニックに通っていたので、卒業する際、愛育病院の紹介状を書いてもらって、妊婦健診の初診を愛育病院で受けました。

オープンシステム・セミオープンシステム

病院の設備とスタッフを地域の診療所の医師に開放(オープン)して、共同で病院を利用するシステムのことです。

セミオープン登録診療所一覧はこちら

オープンシステムは、妊婦健診は登録診療所を受診、陣痛が始まるまで診療所を受診して

分娩の時に愛育病院に入院し、登録診療所医師が愛育病院に来て分娩を扱います。

セミオープンシステムは、妊婦健診は登録診療所を受診し、妊娠34~36週以降に愛育病院を受診。

分娩の際は愛育病院に入院し、愛育病院の医師が分娩を扱うという形になります。

分娩予約の際は、オープンシステム・セミオープンシステムの登録医師より指示された期間に、所定の書類及び検査結果等を持って、2F総合受付に来院します。

予約不要で、平日8:30~16:00に行けば良いようです。診療で混雑している時間帯は時間がかかる場合があります。

愛育病院の初診予約方法と混雑状況

愛育病院では、外来診療では初診も含めて予約診療制を取り入れています。

初診は窓口予約または電話予約が必要になります。

2回目以降、再診からはWeb予約ができるようになり、空いている時間を見ながら予約できるので便利です。

窓口予約の場合

予約受付時間は平日 8:30~16:50 です。
産婦人科・女性外科/乳腺外科・女性内科/内科は2F受付、小児科・小児外科は1F受付に申し出ます。

予約専用ダイヤルの場合

予約受付時間 平日 9:00~16:00 に予約専用ダイヤル(03-6453-7311)に電話をします。

昼や夕方にかけた時はずっと話し中でなかなか繋がりませんでした。

朝の9時を過ぎてすぐかけた時にようやく繋がりましたので、朝の方が繋がりやすいのかもしれません。

予約の混雑状況

不妊治療クリニックの卒業は妊娠8週なので、そこからの予約では遅いと思い、6週の時点で初診予約をしました。

翌週はいっぱいとのことで、予約が取れたのは2週間後、8週の終わりくらいでした。

予め初診を受けたい日の2週間前くらいには電話予約をしておくとスムーズかもしれません。

2F受付。内装もホテルのようで綺麗です

愛育病院の費用は高い?

妊婦健診の費用

初診の時に初診料6,000円、再診料も3,000円かかりますので、妊婦健診が割高な印象でした。

特に初診の時は、初診料6,000円、分娩予約金4,000円、その他初診時の検査で20,000円かかり

妊婦健診の補助券1万円分を使ってもお会計が2万円を超えました。

クレジットカードが使えるのは安心ですが、少し余裕を持って用意しておいた方がいいかもしれません。

妊婦健診費用はこちら

愛育病院の出産費用

分娩経過に異常がなく正常分娩で、産褥期間も母子ともに健康である場合、お母さん、赤ちゃん共に6日入院(一般室使用)で、740,000円 – 770,000円~となります。

麻酔分娩を希望する場合は、さらに追加で200,000円(麻酔分娩学級受講者 )〜250,000円(麻酔分娩学級未受講者)。

出産前に異常があった場合は、さらに異常に関わる検査、処置、投薬等の自己負担分が加算。

お母さんまたは赤ちゃんになんらかの異常(入院料が健康保険の対象になるもの)がある場合、入院日数・費用は異なります。

愛育病院は産科医療補償制度に加入しているため、上記の費用には産科医療補償制度の費用は含まれています。

また、出産育児一時金直接支払制度も利用でき、入院後に手続きするそうです。

希望や必要により加算される料金

項目
麻酔分娩管理料 麻酔分娩学級未受講者 250,000円 麻酔分娩は医療行為です。
副作用が起こる可能性もあります。実施については医師との相談が必要です。
カテーテルの挿入時刻や麻酔薬使用時間にかかわらず、定額料金になります。
麻酔分娩学級受講者 200,000円
分娩料、分娩介助料の加算 20,000円 時間外(平日17:00~翌8:30)、休日(土日祝日、年末年始、創立記念日)に分娩となった場合に加算。
※2019年4月1日から適用
双子の場合の加算 130,000円 多胎の場合、2子以上は130,000円ずつ加算。
希望による分娩誘発 * 30,000円 実施については医師との相談が必要です。
新生児聴覚スクリーニング検査 10,000円 検査を実施したくない場合はお申し出ください。初回診察時に確認いたします。

* 医療上必要な場合は健康保険が適用されます。

また、個室を使用する場合は以下の料金が加算されます。

個室料金

部屋(室数) 室料(1日 *) 設備
特室 (4室) 70,000円 洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫、ソファ
個室 (15室) 35,000円 洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫
個室 (2室) 25,000円 洗面台、トイレ、TV、冷蔵庫
個室 (13室) 20,000円 洗面台、TV、冷蔵庫

部屋の種類についての希望は、当日の分娩の状況などにもよるため、出産後に確認されるようです。

また、基本的に自然分娩を推奨しているため、出産日の調整はできないとのこと。

筆者はできれば個室がいいですが、麻酔分娩も希望しているため、フルで希望を叶えるとかなりの金額になりそうですね。。

港区は出産の助成金が73万円まで出ますが、確実に足は出そうです。

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