最近急に利用者が増えたアプリ、「Clubhouse(クラブハウス)」
音声SNSと呼ばれる新しいジャンルのSNSで、音声版Twitterとも言われています。
1アカウントにつき招待できるのが2名までというクローズドなSNSのためか
関心を集め、一時はメルカリやオークションで招待枠が売買されるほどに(現在は規約違反として削除されているようです)。
日本では大きく拡散した日の夜に「港区女子のヤバい飲み会」というroomが登場し
さらに話題を集めたとか。笑
今はまだ登録者もインフルエンサーが中心のため
「イケてる人だけが入れる意識高い系の集まり」という印象もあるクラブハウス。
港区住民の端くれとしてはこれは登録しなければ!と
港区女子の友人に招待してもらい、登録してみました!
Clubhouse(クラブハウス)とは?
様々なテーマのトークルームで、世界中の人たちと音声だけで会話することできるアプリです。
2020年春、コロナ禍の最中にアメリカ・サンフランシスコのベンチャー企業「Alpha Exploration」がリリース。
ニューヨーク・タイムズによると、同年12月時点でユーザー数は60万人規模と、瞬く間にヒットアプリとなりました。
さらにシリコンバレーでも注目を集め、5月にはベンチャーキャピタルから時価総額1億ドル(約100億円)の資金調達に成功しています。
日本には2020年3月に日本上陸、2021年の1月にアプリストアに登録されたことをきっかけに
2021年の1月25日ごろよりバズりはじめ、27、28日にはツイッターのトレンド入り
日本のアプリランキングでも一位に浮上。
インフルエンサーもこぞってアカウントを公開、フォロワーを募集するようになりました。
クラブハウスの使い方
いくつものトークルームから、参加したいルームを選び
そこでスピーチや雑談を聞いたり、会話に加わることができます。
テーマを決めて話しているルームもあれば、ただ雑談しているだけのルームもあります。
著名人が登壇しているルームもたくさんあります。
好きな人やテーマをフォローしておくと、興味のあるルームを探すことができます。
タップしてルームに入ると、まずは「リスナー」としてスピーカー(登壇者)たちが話しているのを聴く形になります。
聞いている人たちは発言もコメントもできませんが
自分が話したい時は「挙手」機能でアピールし
ルームの管理者の判断で「スピーカー」として引き上げてもらうことも可能。
緑の「Start a room」ボタンから自分で好きなテーマでルームを作成することも簡単にでき
オープンにするか、仲間内だけのクローズドにするかも選べます。
クラブハウスの面白さとは?
ボイスチャットのみのシンプルな機能なので、スピーカー側としては
リスナーの反応を気にせず、気軽にラジオ番組のように喋れるのが
気軽に発信ができて心理的なストレスも少なそうです。
実名登録・招待制ということで荒らしや中傷も少ないと言えるでしょう。
会話は録音できず、後から聞くこともできない仕様なので
ここだけのライブ感のある会話が楽しめるようです。
音声クオリティも高く、遅延も少ないのも長所。
リスナー側としては、著名人のおしゃべりが身近で聞ける距離の近さと
発言が強制されない気軽さがあります。
また、他のアプリのバックグラウンドで再生できるので、ラジオのように「ながら聴き」がしやすく
チャンネルも気軽に切り替えられるので、興味のある話題から話題へザッピングすることも可能です。
あとはクローズドなルームにして、友人同士でグループ通話を楽しんだり
ビジネスミーティングなどに活用することもできそうです。
クラブハウスの登録方法
今のところiOSのアプリのみの提供です。(Appstore)
ただ、アプリをダウンロードするだけでは参加できず
既にアカウントを持っている人に招待していただく必要があります。
1人あたり2人までしか招待できないということで、なかなかの狭き門。
招待してくれる人をTwitterなどのSNSで募集するという手もありますが
招待するには相手の電話番号も必要なので
クラブハウスアカウントを持っている知人に頼むのが一番安心できそうです。
招待画面。電話帳に登録した人が表示されています。
招待できる人の数は、最初は2人ですが、貢献度によって徐々に増えていきます。
登録から数日経ったり、ルームのホストになるなどのアクティビティが増えると増えるんだとか。
招待枠がなくても登録する方法
クラブハウスアカウントを持つ友人が
招待枠を使い切ってしまっていたら…?
実はあらかじめiPhoneの連絡先アプリに電話番号を相互で登録をしていれば
友人がクラブハウスに登録をしたタイミングで通知が行く仕様になっていて
その場合は招待枠は関係なく参加することができます。
まずこれから登録する人は、アプリをダウンロードして、電話番号を入れるなどの登録作業をして
ユーザー名を取得しながら待機します。
すると、クラブハウスアカウントのある友人側にアプリ上で
「◯◯さんがClubhouseへの参加を待っています。
招待状を使い切らないで招待できるよ」みたいな通知が来るそう。
そこで「Let them in!」を押してもらえば、招待リンクが自分の電話番号のSNSに送られてくる、という流れです。
できれば事前にLINEなどで友人に協力を依頼しておくとスムーズです。
クラブハウスの今後
既にクラブハウスでフォロワーが多い人のことをClubhouserと呼んだりするそうで
この新しいSNSでもインフルエンサーが生まれたり
クラブハウス側にもマネタイズの機能が追加されたりして
新たなビジネスが生まれる可能性が高そうです。
今はまだユーザーが少ないので
今のうちから頑張ればインフルエンサーを目指すこともできるかもしれません。
筆者もまだ使いこなし方が分かりませんが…
今後を楽しみに、まずは使ってみようと思います!
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