豊洲のデートスポット・チームラボプラネッツに新エリア登場!期間、料金や混雑、服装の注意点は?

豊洲・有明

豊洲エリアの人気デートスポット、「チームラボプラネッツ」に2021年7月2日より新エリアがオープン!

新たに2つの大型庭園作品が加わり、一つは1万3000本もの本物のラン(蘭)が咲き乱れ、360度ランの花に包まれるフォトジェニック空間だということで気になりますよね。

さっそくデートで行ってきましたのでレポートします!

チームラボプラネッツの会場情報、期間・料金・混雑状況

場所はゆりかもめ「新豊洲」駅にあります。

新橋からゆりかもめに乗ってレインボーブリッジの眺めを楽しむのもよし。

有楽町線「豊洲」駅からだと歩いて10分ほどかかりますので

あまり歩けない〜というハイヒール女子は大江戸線勝どきからタクシーに乗れば5分くらいです。

展示名 チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMM
会期 2018年7月7日 – 2022年末
営業時間

平日  10:00 – 20:00
土日祝 9:00 – 20:00
* 7月22日(木) – 7月31日(土)は特別延長期間のため9:00 – 20:00
* 最終入場は閉館の1時間前
7月20日(火)は休業

料金
大人18歳以上3,200円
大学生・専門学生2,500円
中学生・高校生2,000円
小人4~12歳300円
3歳以下無料
シニア65歳以上2,400円
障がい者割引障がい者手帳をお持ちの方 1,600円
場所

東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO

チケット購入はチケット購入サイトから。

オンラインで日時を指定し、氏名、電話番号、メールアドレスとクレジットカード情報を入力して購入完了。

購入すると確認画面に入場用のQRコードが表示され、同時にメールも届きます。

チケット購入後のキャンセルや返金はありませんが、日時指定のみ3回まで変更が可能です。

予約時間は30分単位となっており、その時間内に入場します。

一つのQRコードで人数分入場することができ、別々で入場するときは「チケットを分配する」ボタンからチケットを分配することで別で入場することもできます。

チケットは当日でも夕以降の時間であれば空きがあり予約することができました。

指定された時間に行くと、リニューアル直後の土日だったためか行列で、入口前で20分ほど並びましたが、比較的すぐに入れた印象です。

チームラボプラネッツの利用方法、持ち物、服装の注意点は?

入口に入ると利用方法の解説ビデオが流れます。

チームラボプラネッツのウォーターエリアの特徴は、裸足で回り、水に濡れる作品だということ。

膝まで水に浸かるエリアもあります。

一応、ハーフパンツを無料で貸してもらえるのですが、部屋着みたいで決しておしゃれではありません。

おしゃれな空間で撮影やデートを楽しみたいなら、ハーフパンツに着替えなくてもいいよう、膝まで捲り上げられるパンツやスカートで行くのがお勧め。

彼は細身のスーツ生地のパンツだったのでハーフパンツに着替えることになり、その姿がちょっと間抜けで終始上半身しか撮影できませんでした。笑

なお、スカートの人は、床が鏡になっているエリアがあるため、下着が丸見えになります。

そのためスカートの下にハーフパンツを履く必要があります。

スカートからハーフパンツがはみ出ているのもカッコ悪いので、できれば膝丈より長めのスカートにして

水が浸かるエリアでは裾を手で持って回るのがオススメです。

または、短めのスカートの場合は、下に見えても良いショートパンツなどを履いておきましょう。

荷物は全部ロッカーに預けて、手ぶらで回ります。

ロッカールーム

カメラやスマホは持っていっていいのですが、手持ちになるので水に落としたり濡らしたりしないよう注意は必要です。

なくてもOKだけどあると便利な持ち物
女性:スカートの下に履くペチコートかショートパンツ
男性:膝まで捲れるパンツか短い丈のパンツ
全員:スマホを持ち歩けるポケットか防水ケース 多少濡れても良い服
タオル、ハーフパンツは無料レンタルあり

早速新エリア「Garden Area」を体験!

ロッカールームから中に入ると、入り口が従来のWater Areaと、新しくできたGarden Areaに分岐しています。

右に行くとWater Area、左がGarden Areaです。

実際はWater Areaから回ったのですが、先に新しいGarden Areaをご紹介します。

呼応する小宇宙の苔庭 – 固形化された光の色, Sunrise and Sunset

球体が並ぶ不思議なお庭。

外用のスリッパに履き替え、雨の日は傘を借りて庭園に出ます。

球体は触るとリンリンとかすかな音が鳴ります。

日中と日没後で作品の内容が変わリ、作品が輝くのは日没後だそうです。

日の出と共に、ovoid(卵形体)は、周りの世界を映しはじめる。人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、自ら立ち上がる。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせながら、連続していく。

日の入りと共に、ovoidは、自ら光り輝き出す。人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、その音色特有の光を輝かせ、自ら立ち上がる。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせ、同じ光を輝かせ、連続していく。

ovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。
ovoidは、光だからこそ発色できる61色の「固形化された光の色」で変化していく。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体

鏡張りの空間一面を埋め尽くす花は1万株以上の本物の蘭です。

上から吊るされている蘭は人に反応してゆっくり上下。

じっとしているとまわりが花に取り囲まれた空間になります。

花と一体化するような不思議な空間でした。

フォトジェニックな空間なのでお花が映える服で写真撮影を楽しむのがお勧めです!

花々が、立体的に埋め尽くされた花の塊であり、庭園。

花は人がいる場所では、上に上がっていき、人がいなくなればまた下がっていく。空間は花々で埋め尽くされているが、花が上がっていくことで、人がいる場所に空間が生まれる。そのため、人々は、花で埋め尽くされた立体の塊の中を、自由な方向にゆっくりと歩き回ることができる。作品の中で、他者と出会うと、それぞれの空間はつながり、1つの空間になる。

禅の庭園は、山の中で大自然と一体化するように修行を行っていた禅僧が集団で修行をするための場として、生まれてきたとも言われている。
中国の禅の公案に「南泉一株花(なんせんいっちゅうか)」というのがある。むかし、陸亘大夫という人がいた。陸亘大夫は、筆法師の『筆論』の有名な句「天地と我と同根 万物と我と一体也」を「也甚だ奇怪なり」と南泉和尚に問うた。南泉和尚は「時の人この一株の花を見ること夢の如く相似たり」と、言ったという。
本作は、人々が花々の中に埋没し、花と一体化する庭園である。人は花と一体化したとき、人が花を見ると、花もまた人を見る。そのとき人は、はじめて花を見ていることになるのかもしれない。

空中に咲く花々は、ラン科の着生ランである。ラン科の植物は着生植物となるものが非常に多く、着生ランは土のない場所で生き、空気中から水分を吸収する。この作品の花々は、空中で生きており、日々成長しつぼみはやがて咲いていく。
ランは、地球上で最後に現れた植物だといわれている。土の上にはもう他の植物に覆われており、ランは他の植物のいない岩や木の上などで生きられるように進化した。短期間で適応放散し、野生種だけで25,000から30,000種類あるといわれ、植物の中でもっとも種類が多い。しかし、開発による自生地の消失や乱獲などが原因で、多くの種が絶滅危惧種である。
ラン科植物の種子はほこりのように細かく、未成熟な胚のみで胚乳もなく、ほとんど貯蔵養分を持っていない。自然下では発芽に特定の菌類との共生が必要で共生菌類が栄養を供給する。
種子が、発芽のための蓄えを持たず、自ら芽を出すことができないとは、もはや、種子の概念を逸脱しているようにすら感じる。種は、幼植物が発芽するための栄養貯蔵庫でもあるはずだが、地球上で最後に現れたランの種は、栄養貯蔵庫を捨てている。進化は何を選んだのか、考えさせられる。

そして、ランは花粉媒介を行う特定の昆虫との共進化の例で知られており、現在においても急速な進化を続けていると考えられている。作品空間の花々は、種類ごとに、パートナーの昆虫の行動する時間に合わせて香りが強くなる時間が異なる。そのため、作品空間は、朝、昼、夜と、空間の香りが刻々と変わっていく。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

何度でも楽しめる「Water Area」

既存のWater Areaも何度でも楽しめるスポットです。

坂の上にある光の滝

ロッカーで裸足になり、Water Areaに足を踏み入れると水の流れる坂道が出現。

光の滝を頼りに登っていきます。

少し暗い空間になっているので、カップルの方は手を繋ぐチャンス?

四国の山奥にある自然の滝を使った作品「光の滝 – 四国の山奥」(2016-2017)が原型だそうです。

その後、場所によって足元のクッションの感触が変わる、ふわふわした通路を通ります。

ここもバランスを崩さないよう気をつけつつ、自然と手を繋げるスポットです。(多分)

四国の山奥にある自然の滝を使った作品「光の滝 – 四国の山奥」(2016-2017)が原型である。

滝(水の粒子)のみに光を当てることによって、輝く粒子が流れ落ち、光の粒子による滝ができる。そして、その輝く滝の光が周囲を照らす。

暗闇の中、輝く粒子は、残像効果により光跡を残し、空間上に線を描く。その光跡の線の集合で光の滝が生まれる。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

The Infinite Crystal Universe

LEDライトが刻一刻と変化しキラキラ輝くフォトジェニックな空間。

上下左右鏡張りになっていて、永遠に続くかのような空間がSFに迷い込んだような錯覚に陥ります。

床を見下ろしたところ

点描は、点の集合で絵画表現を行ったものだが、これは、光の点の集合で立体物を創っている。光の彫刻群が、無限に広がる。

人々がスマートフォンから、自ら選んだモノを投げ込むことで、立体物が生まれ、それらの群によってこの作品空間は創られていく。空間に出現した立体物は互いに影響を受け、また、投げ込んだ場所や人々の存在にも影響を受ける。

この作品は人々によって刻々と創られていきながら、永遠に変化していく。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング

膝ほどまで水が浸かるエリアですので、長ズボンやロングスカートの方は裾をまくって入室します。

温水なので冷たさは心配ありません。

水面をプロジェクションマッピングの鯉が泳ぎ、軌跡が線となり、ぶつかると花となって散っていきます。

無限に広がる水面に鯉が泳いでいる。人々は水の中に入り歩く。

鯉は、水の中の人々の存在に影響を受け、また他の鯉の影響を受けながら泳ぐ。
そして、鯉は、人々にぶつかると、花となって散っていく。1年を通して、咲いていく花々は季節とともに移り変わっていく。
人々の存在に影響を受けて泳ぐ鯉の軌跡によって、線が描かれていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。
全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。
今この瞬間の絵は2度と見ることができない。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

憑依する炎

鯉のエリアの奥にある作品。見落とさないように注意が必要です。

4月7日に追加された新作でもあります。

誰かが「鬼滅の刃だ!」と喜んでいました。世界観がちょっと似ているかもしれません。

炎は、燃焼することによって発生する光や熱の現象であり、物質ではなく、燃焼と呼ばれる化学反応を見る時の私たちの感覚的な経験である。人々は、感覚的な経験である炎をひとつの物体のように認識し、時にはそこに生命を感じる。

燃焼する気体の分子の動きによって、空間上に線を描く。そして、その線の集合で炎を描いている。その線の集合体を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し、炎を描いている。

炎は、黒い絶対的な存在によって、形が変化していく。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊

浮遊しカラフルに変化する風船で埋め尽くされた空間。

球体は軽く、触れるとふわふわと逃げていきますので、球体が動くたびにできる隙間をかき分けて出口を探します。

お互いが離れるとすぐにはぐれてしまいますので、ここはちゃんと手を繋いで歩いた方が良いでしょう。

空間は、自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされている。人々は球体をかき分け、空間の中に入っていく。
色の変化の中で、空間は、球体の集合による立体と色の平面とを行き来する。

球体は、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そのまわりの球体は、近くの球体から、放射状に連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていく。

各球体が自由に移動し、どこにあったとしても、空間全体として光のふるまい(球1つを1ドットと考えた3次元的な映像表現)は維持される。そのため、集団としてふるまう光は、ひとつの立体的な存在とも言える。今回は衝撃を受けた球体を中心として球状に光が広がっていく。

そして、その立体的な存在の構成要素である球体の物理的な位置は自由であるため、人々は、立体的な存在として認識しつつ、球体をかき分け、その立体的存在の中に入っていく。

浮遊する球の集合である空間の形状は、人々のふるまい(押しのけたりぶつかったり)によって変化する。また、球体の集合のもつれ具合を判断し、風と気圧変化によって、球体は、低層で高密度になったり、一斉に高層に上がったりと、空間も自ら空間の形状を変えていく。

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーションなど、曖昧な色彩に、季節の色の名前がついていた。球体は、光だからこそ発色できる曖昧な9色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)と、空間を平面化する3色(青、赤、緑)の計12色の色に変化していく。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

Floating in the Falling Universe of Flowers

筆者お気に入りの作品。

上下左右鏡張りになっていて、360度変化する映像に包まれ、花びらの宇宙を浮遊しているような不思議な気分になります。

みんな床に寝そべったり座ったりして鑑賞しますので、カップルの方は腕枕するチャンスです。笑

映像が絶えず変化するので、ずっと眺めていても飽きませんが、周りの映像が動くため、やや酔うかもしれません。

1年間の花々が、時間と共に刻々と変化しながら咲き渡る生命の宇宙が、空間に広がっている。
寝転ぶ、もしくは、座ってしばらくいると、やがて身体は浮遊し、世界と一体化していくだろう。

人々は自分のスマートフォンで蝶を選択し投げ込むと、生命の宇宙に蝶が舞う。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわ

けではない。

花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、花を散らせ、枯れて、死んでいく。つまり、花は、誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。

今この瞬間の空間は、2度と見ることができない。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

屋外作品

空から噴き落ちる、地上に憑依する炎

最後の作品は屋外作品です。こちらも4月7日に登場した作品。

スマートフォンアプリ《teamLab: FIRE》を持ってこの作品の炎に近づくと、自分のスマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができるそう。

その炎を、他の人のアプリに近づけると、炎がつながっていくんだとか。

屋外作品ということもあり、筆者はうっかり見落としましたので、お気をつけください…。

炎は、燃焼することによって発生する光や熱の現象であり、物質ではなく、燃焼と呼ばれる化学反応を見る時の私たちの感覚的な経験である。人々は、感覚的な経験である炎をひとつの物体のように認識し、時にはそこに生命を感じる。

燃焼する気体の分子の動きによって、空間上に線を描く。そして、その線の集合で炎を描いている。その線の集合体を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し、炎を描いている。

人々が作品の上に立つと、黒い絶対的な存在が生まれ、炎の形が変化していく。作品は、人々のふるまいに影響を受けながら、永遠に変化し続ける。

スマートフォンアプリ《teamLab: FIRE》を持って、この作品の炎に近づくと、あなたのスマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができる。その炎を、他の人のアプリ《teamLab: FIRE》に近づけると、炎がつながっていく。自分が最初にもらった炎を、誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は、世界中に広がっていく。共有され広がっていく炎群全体、そして、自分から分けて広がっていく炎群が、アプリ内の地図に描かれていく。

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

以上で全9作品!

かなりボリュームがあり、ゆっくり回って2時間程度でした。

チームラボプラネッツがデートにお勧めな理由

会場は半分以上がカップルで、女性グループ、男性グループ、ファミリーがちらほらといった感じ。

デートで行くのにはお勧めのスポットです。

その理由は3つ!

  1. 程よく暗さがあり、恥じらいが薄れるから
    さりげなく手を繋いでみたり、イチャイチャしてみたりしても問題ない暗めの部屋が多いです。
    水場や坂など少し歩きにくいところもあるので彼がリードしましょう。
  2. 体感型のアトラクションで共同作業が生まれやすい 
    ただ観るだけでなく、水の上を歩いたり、球体をかき分けたりと身体を使って楽しめます。
    体験を通して二人の距離も深まりそう。
  3. フォトジェニックなので二人の写真がたくさん撮れる
    いずれも写真映えする作品で、カメラも持ち込み可。
    お互いを撮りあったり、一緒に写真を撮ったりして、思い出の写真がたくさん撮れます。
    筆者もチームラボで何百枚写真を撮ったか数え切れません。

人数制限をしているためか、混雑もきになるほどではなく、十分写真も撮れました。

よかったらぜひ訪れてみてください。

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