2021年3月21日まで開催されている、「アートフェア東京」2021に行ってきました!
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったものの、今年は感染対策を万全にして実現。
120を超えるギャラリーが出展し、現代アートに限らず、古美術・工芸、日本画、近代美術、現代美術・ジュエリーなど様々なジャンルの美術品が一堂に集まり、展示・販売される日本最大のアートフェアです。
アートフェア東京の場所、開催期間、チケット料金
開催場所は、東京国際フォーラム ホールE /ロビーギャラリーです。
JR線「有楽町」駅より徒歩1分 、JR線「東京」駅より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅(B1F地下コンコースにて連絡)と駅近の便利な立地にあります。
開催時間は以下の通り。
2021年3月19日(金) | 12:00 – 19:00 |
2021年3月20日(土) | 12:00 – 19:00 |
2021年3月21日(日) | 12:00 – 16:00 |
入場には事前にオンライン予約が必要です。事前に顔写真の登録まで済ませておくと、顔認証でスムーズに会場に入場できます。マスクありでも認証する精度の高さに驚きました。
レイトパスチケット:2,000円(税込)
※19日(金)、20日(土)の17時〜19時に入場できるチケット。最終入場18時30分
予約当日券 :5,000円(税込)
※当日の午前0時から希望入場開始時間の30分前まで予約・購入可能オンライン予約はこちら
アートフェア2021の見どころ、注目作品
メイン会場である東京国際フォーラム地下2階のホールEは、南側半分が現代美術ギャラリー、北側半分が古美術や工芸系のギャラリーを中心に構成されています。
個人的にファンで作品もいくつか持っているTIDE氏のGALLERY COMMON。
絵から壁にはみ出ているようなペンキのあしらいが面白い
SBI アートオークションで4400万円という高値で落札されるなど、注目を集めている作家とあって、ブースはとても混み合っていました。
会場で白と黒の花瓶の絵の抽選に応募できます。お値段は250万円でした。
Backside works.の所属するSH ART Project も人気だけあって人が溢れていました。
不機嫌な彼女のシリーズ
下の作品は、会場のQRから会場でのみ教えてもらえるパスワードで購入の抽選に応募できます。
当日の夜にオンラインでも抽選申し込みができたようですが、会場の方が有利なのか、は定かではありません。
KOTARO NUKAGAでは、以前東京・天王洲で開催された個展にも訪問させていただいた、平子雄一さんの作品を拝見。
ウェイティングリストも300人、事前案内で完売ということで、人気が高く会場で購入できる感じではありませんでした。
MAKI Gallery。東京・天王洲のTERRADA Art Complexにもギャラリーをオープンし、個人的にも何度か訪れているギャラリーです。
一際大きなブースに大型の絵画が飾られていました。ルーマニア出身の作家、マリウス・ブルチーアの作品です。
gallery UGも以前天王洲のギャラリーを訪れました。看板作家、野原邦彦氏の木彫の立体作品は存在感抜群。
工房を再現した展示もありました。
GALLERY TARGETの永井博氏の作品。大滝詠一や杉山清貴のレコードジャケットで知られていて、どこか懐かしさのある鮮やかなプールサイドが印象的でした。
花井祐介氏の作品もあり、ブースには人だかりができていました。
ANOMALYの柳幸典氏による《Banzai Corner》。ウルトラマンのソフビ人形と鏡によって構成された、メッセージ性の高い作品。
どこかで見たと思ったら、昨年訪れた直島のベネッセミュージアムでも鑑賞しました。
地下1階の通路にも百貨店のギャラリーやポーラ美術振興財団、工芸団体やアートジュエリーのブースなどが参加しています。
こちらもMA2 Galleryの袴田京太郎氏や、GALLERY TOMOの近藤大祐 氏、橋爪 悠也氏など人気作家の作品が多数あり、面白かったです。
近藤大祐
他にも見どころがありすぎてとても紹介しきれないくらい、作品が充実していました。
これだけあれば、きっと自分の好きなアーティストに出会えることと思います。
さらにアートフェアは、様々なギャラリーの人と直接話をしながら、作品の魅力を語ったり、購入の秘訣を聞き出したり、ウェイティングリストや抽選販売に申し込んだりする絶好のチャンス。
明日、3月21日の日曜日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください。
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