2021年2月20日・21日、寺田倉庫が主催する「ART MARKET TENNOZ(アートマーケット天王洲)」が
天王洲運河沿いの天王洲キャナルイーストで初開催されました。
筆者も現代アートは好きで、日頃新鋭作家の作品を買い集めています。
これはぜひ行かねば!とアーティスト発掘や情報収集を兼ねて参戦してきました。
ART MARKET TENNOZとは
天王洲アイル駅から徒歩で約5分のウォーターフロント、キャナルイーストエリアにある各施設にて今年初開催されるアートイベント。
現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」「WHAT CAFE」や「TERRADA ARE COMPLEX」を運営している寺田倉庫が主催です。
2月21日(日)11:00-18:00
2月19日(金) 18:00-19:30(ご招待客のみ)
会場:Canal East Area
主要施設:WHAT CAFE(品川区東品川2-1-11)
B&C HALL(品川区東品川2-1-3)
PIGMENT TOKYO(品川区東品川2-5-5) 他
アクセス:東京モノレール羽田空港線 天王洲アイル駅中央口 徒歩5分
東京臨海高速鉄道りんかい線 天王洲アイル駅B出口 徒歩4分
JR 品川駅 港南口 徒歩15分公式ページ
WHAT CAFE SPECIAL MARKET
WHAT CAFEで開催されているのは、未来を担うアーティスト約30名によるアートマーケット。
感染症対策で人数制限がされており、日中は順番待ちができていました。
約10人のアーティストが交代で常駐しており、
アーティストと直接話しながらアート作品を鑑賞したり、気に入った作品をアーティストから直接その場で購入できるほか、
ライブペイント、ライブパフォーマンスも開催されています。
入場料は無料。LINE登録でドリンクが無料になるサービスも嬉しい。
ホットワイン(500円)やマルゲリータピザ(1,000円)などの飲食販売も行っています。
主な出展アーティストと作品をご紹介します。
入ってすぐのスペースで目立っていたのはsneakerwolfさんの作品。
buggy。ほのかにバンクシー的な風刺を感じさせます。
若佐慎一。実物はメタリックなラメがキラキラして眩いです。
小磯竜也
KOHEI KYOMORI
KASEKI CIDER。有名作品をポップな現代風にオマージュ。
松崎大輔。調和・共生をコンセプトにしたカラフルなアートに癒されます。
大浦雅臣。メカ龍というモチーフは「矛盾の共存」を象徴しているとか。
熊谷晴子。バイクライダーでもありYoutuberでもあるそう。
sill。華やかでオシャレ。
OLI
Yuta Okuda
Yeka Haski
なかなかのボリュームで、見応えがありました。
人気の作家の作品はおそらく19日のVIPイベントで売れてしまったのか、売り切れているものも多かったです。
TAKUMI BORDERLESS(匠ボーダレス)
B&C HALLでは、日本の伝統技術を承継した匠の技が一同に集結する「TAKUMI BORDERLESS(匠ボーダレス)」を開催。
陶器、ガラス、漆器、木工、金工、染、織物、竹細工等多岐に渡る作品が展示されています。
己の研鑽したWAZAを駆使した「アート視点」と「プロダクト視点」の
双方を同じ匠が展示することで、その領域をボーダレスに行き来する匠の作品を発信していく、というコンセプト。
PIGMENT LAB WORKSHOP
天王洲の画材ラボ「PIGMENT TOKYO」ではオリジナルワークショップを開催しています。
・オリジナル水彩絵具づくり 1時間5,000円
・岩絵具で描く花 1時間5,000円
の2つの講座を2日間限定で行い、自分だけの絵具や作品づくりに挑戦できるというもの。
小人数制のため、事前予約が必要です。
光のインスタレーション
アーティスト髙橋匡太氏によるインスタレーション「ひかりの実」は、
参加者が果実袋に「笑顔」を描き、中にLEDの小さな光を入れて膨らませて作る光の作品。
運河沿いボードウォークでの屋外展示「光のインスタレーション」は
世界中からアクセス可能なオンラインワークショップサイト「スマイルアトリエ」上で「笑顔」の絵を集めて、ボードウォーク上の木々に取り付けています。
昼間はちょうど早咲きの桜も咲いていて綺麗な眺めでした。
夜はライトアップされるようです。
本展示以外にも、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」(チケット制・有料)や「TERRADA ARE COMPLEX」(ギャラリーは入場無料)でギャラリー巡りをして
丸一日アート三昧を楽しむことができました。
天王洲にはオシャレなレストランやカフェもたくさんあるので
休日のお出かけやデートにもお勧めです。
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